2022年10月21日金曜日

第2回JSCP展出展作品


 たまたま出会った時にカメラを持っていて撮った猫
それが今回のJSCP展の被写体でした

そんなテーマにした経緯をお話ししますね

長期の出張中は仕事に追われていたこともあって
平日は落ち着いて猫撮影をする時間もありませんでした
早朝に出勤し、夜遅くに帰る
そんな生活でも、常にカメラだけは持ち歩いていました

そんな仕事への行き来で、たまに猫に出会うようになりました
通りがかりに出会う猫ばかりで
不思議と同じ猫に会うことはほぼありませんでした

出会い頭に出会ってしまった猫は
こちらに気付いていなかったり気付いた瞬間だったり
カメラを持った人間にも
どこかよそよそしかったり警戒していたり
いつも行く撮影されることに慣れている猫とは
明らかに違っていて
なんだか猫撮りを始めた頃に近いもの感じていました

そんな繰り返しをしているうちに
一見さんの猫写真が少しずつ増えていき
いつもと距離感が違う猫達を
今回の展示のテーマにしようと思い立ったのです

そうゆう思いは猫界に通じるのか
思い立ってから猫に出会う機会も増え
作品も揃い、あと1点までになりました

それからしばらくして出会ったの画像の猫です
表情が何ともアンニュイで
そんな魅力を撮りたいと一生懸命カメラを向け
納得いく1枚を撮ることができ
それを最後の作品とすることにしたのです

作品が揃ったことも猫界に通じるのか
このカットを納めてからというもの
一見さんの猫には全く会うことなく
この街での出張生活を終えたのです

不思議なことってあるもんなんですね~