2022年11月29日火曜日

おはぎ #023

 






「解像感」「シャープさ」「鮮明さ」
そんなしっかりとカッチリとした画を撮れる
一概には言えないけど
最近のカメラやレンズに求められているもの

記録保存の写真を撮る仕事をしていることもあって
自分も自然とそんな機材を求めていたし
気付けばそんな機材しか持っていなかった

X70が手元にやってきて
良い意味で今までの概念を裏切ってくれた
このフジノンのレンズは
解放からきっちり解像してくれるし
シャープさと柔らかさのバランスが心地よい描写をしてくれる

だけど(最新の機器に比べると)AFがモタついたり
絶妙にピンを外したり
光量が少なかったり、動くものを撮るときには
そんなことが起こってしまう

これが最新の高画素機だったりすると
アラまではっきり解像する失敗写真になっちゃうんだろうけど
X70では、なんだか味がある写真と感じてしまうのである

「解像感がなくて」「シャープさもなくて」「鮮明でない」
そんな画が楽しく感じてしまうのである
こんな初めての感覚が今とても楽しいのです

クソ忙しい時こそ
楽しみを見つけるのが
ゆりひろ流なのです